16 8月 2023

高度に発達した医学は魔法と区別がつかない

『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』　（原作・医療監修）津田彷徨、（漫画）瀧下信英

掲載Webサイト「モーニング・ツー」（講談社）

内容紹介
現代医療は異世界でも通用するのか？　チートなし、現代設備なし。一人の医者が魔法が支配する世界に立ち向かう！

医療魔法が独占された異世界に転移した現役医師・天海唯人。
スライム、キマイラ、獣人…はじめて出会う住人たちに驚きながらも、わずかな医療器具と自身の知識で、病魔や怪我に立ち向かう。
果たして彼は異世界の住人たちを治療し、苦しむ人々を救うことができるのか。

現役の医師であり小説家になろう出身の小説家・津田彷徨氏が原作、気鋭の新人・瀧下信英氏の作画で贈る、チートなし・現代設備なしの「異世界」×「医療」ファンタジー！
（公式サイトより引用）

管理者より
私は第１話を読んだ瞬間、その美麗なる絵に強烈に引き込まれました。

ファンタジーとしての世界観の美しさもさることながら、獣人コロネ、エルフの王女ユノ、スライムのエルなど、愛らしくかわいいキャラクターがいっぱいで、読むとワクワクが止まりません。

内容はあらすじの通り、異世界転生した人間の医者がエルフ、キマイラ、竜などの治療に挑むお話です。症例や治療方法がかなり具体的で、医療漫画としてもかなり読み応えがあります。

もっとも、”チートなし”と言いつつ、３，４巻時点では転生した際に所持していた現代の薬がまだ残っております（アスピリンなど）。この薬が枯渇したらどうするのか…というのは、今後のストーリーとしてかなり気になるところですね。

『K2』、『19番目のカルテ』と合わせておススメします。

ところで少し脱線ですが、竜族若頭のアレク君（現時点では性別不明）を見ると、昔読んだ『魔王 JUVENILE REMIX』（全１０巻）に登場した”蝉”という殺し屋を思い出しますね、あれも良い漫画でした。

参考画像（画像クリックで引用話数表示）