『機獣新世紀ZOIDS』 上山道郎
掲載雑誌「月刊コロコロコミック」(小学館)
概要
『ゾイド -ZOIDS-』のタイトルでTVアニメも放送されたが、基本的な登場人物以外は異なるストーリーになっている。ブレードライガーやジェノザウラー等の主役級ゾイドの登場はアニメの進行に基づく。『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』放送開始後も連載は続いた為、ライガーゼロやバーサークフューラーも登場する。また作者の趣味か、しばしば中華圏風の人物や機体名等が登場する。
続編にあたる『機獣新世紀ZOIDS EX』が上山道郎のウェブサイトで不定期連載されていた。同人誌として販売されていたが、現在の入手は非常に困難となっている。
(wikipediaより一部抜粋)
管理者より
漫画紹介というより作者紹介の意味でこの記事を書きました。1997年から2001年までのコロコロコミックを読んでいた世代として、コロコロのなかで何がオススメかと尋ねられたら、まず私は上山ゾイドの名前を挙げます。この世代の名作は基本的に入手困難なのが残念でなりません。
*追記(2020年7月)
『機獣新世紀 ZOIDS(ゾイド)』は新装版が全3巻で出たので、紙・電子どちらでも購入可能です。
この作者の漫画を初めて読んだのは、本誌における『スモール・ソルジャーズ』のコミカライズです。主人公の妹がスパッツを履いて活発だったのがとても印象に残っています。
その後アニメ放送に合わせてこのZOIDS(ゾイド)が連載されたのですが、漫画版ゾイドで私が特に好きだったエピソードが下の参考画像で紹介しているサメ型ゾイド、ヴァイキング回収の話です。(単行本の第3巻(新装版の第2巻)に収録されております)子供騙しでない本気のSFと、海中という極限状態でのバトルは最高に見応えがありました。
別ブログに感想を書いたので紹介します→『20代を懐かしさでしめやかに爆発四散させる等』
ところでこの漫画、残念なことに真の意味では完結しておりません。単行本全5巻(レイヴンとの決着まで)のその後の話を「機獣新世紀ゾイドEX」としてWEBサイト内で不定期更新されていましたが、HPサービスの終了に伴い公開停止されています。(いずれどこかで公開される可能性はあるそうです)
最後に、この作者は、藤子・F・不二雄氏のパロディイラスト(pixivリンク)をよく描かれている方で、特に涼宮ハルヒのエンドレスエイトを藤子・F・不二雄氏風に描いた『のび太の終わらない夏休み』(pixivリンク)があります。
そのリスペクトの爆発が『ツマヌダ格闘街』にも繋がります。こちらの漫画も超オススメです。
参考画像(画像クリックで引用話数表示)
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