ノーマーク爆牌党

『ノーマーク爆牌党』 片山まさゆき
掲載雑誌「近代麻雀オリジナル」(竹書房)

内容紹介(Amazon商品ページより引用)
「爆守備」鉄壁、
「爆役満」大介、
「爆テンパネ」宝燈美、そして
「爆牌」爆岡!!

彼らがであったのは雀荘「ドラ道楽」。
物語はここから始まる!!

管理者より

爆岡……僕は恐ろしい
おまえがいつもあそこまで読み切って麻雀を打ってるのかと思うと…
僕は勝ちめのない戦いをしてることになる
”ノーマーク爆牌党” 6巻第60話より引用

この漫画は主人公の鉄壁 保(てっぺき たもつ)が、達人・満強位・雀竜王という麻雀プロの全3タイトルを制する謎の天才、爆岡弾十郎に挑む物語です。

本作品の一番の特徴は、爆岡が繰り出す「爆牌(ばくはい)」です。
爆岡はまるで相手の思考を読んだかのように勝負どころでロン上がりする雀士なのですが、その上がりの前には必ず”爆牌”という、一見不可解な打牌があります。

全9巻かけてこの”爆牌”の秘密を解き明かしていくストーリーがまるでミステリィ小説のように読み応えがあって、追いかけては届かない、そんな数々の勝負を繰り広げた果ての最終9巻を読み終えたときの充足感と寂寥感は、筆舌に尽くしがたいものがありました。
「天才に挑む凡人」というテーマの王道さとは裏腹に、その中身は単純でなく恐ろしいほどに緻密なのです。

また麻雀漫画そのものとしても、卓を囲む4人の思惑が複雑に絡む勝負が、真っ向から描かれます。
プロ雀士一人一人のキャラクターが魅力的なのもあって、麻雀をよく知らない私でも大いに楽しむことができました。
私が特に好きなのは、茶柱プロと岩田プロです。

嘘喰い』、『ヒカルの碁』、『鉄風』など好きな方に、特におススメです。
管理者イチオシの漫画です。まずは1巻をどうぞ。

参考画像(画像クリックで引用話数表示)

”ノーマーク爆牌党” 6巻第59話より引用
”ノーマーク爆牌党” 6巻第59話より引用
”ノーマーク爆牌党” 6巻第59話より引用
”ノーマーク爆牌党” 6巻第59話より引用
”ノーマーク爆牌党” 6巻第61話より引用
”ノーマーク爆牌党” 8巻第77話より引用
”ノーマーク爆牌党” 8巻第77話より引用

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