ヒカルの碁

『ヒカルの碁』(ひかるのご) ほったゆみ 原作、小畑健 漫画

掲載雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)

あらすじ
主人公・進藤ヒカルは、ごく普通の小学校6年生。小遣いをカットされたために祖父の家を物色していた際、蔵にあった古い碁盤に血痕を見つけたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。

囲碁のルールも、佐為がかつて憑いていた碁聖・本因坊秀策の強さも知らないヒカルは、「神の一手を極める」という彼の壮大な目標に付き合わされ、彼にせがまれるままに碁を打つことになる。以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを前提に話は進む。
wikipediaより一部抜粋)

管理者より
碁を全く知らない人どころか、老若男女、誰が読んでも楽しめる作品だと思います。

碁の達人である佐為と同年代の塔矢アキラに出会ったヒカルが碁にのめり込み、学校で囲碁部に入り…ここまでは普通の少年漫画かもしれません。しかし5巻で「院生」という単語が出てから、物語が大きく一変します。

棋士という特殊な世界で、何を目指し、どうやれば強くなるのか、何が足りないのか、ステージが上がるごとに挫折や葛藤が増え、それでいて広がる世界と更なる出会いにワクワクが増えていきます。

そして最後はヒカルと塔矢アキラの二人に物語が収束していきます。これが本当に鮮やかなんです。

管理者イチオシの漫画です。

単行本に収録されている、ほったゆみさんの描かれた「ネームの日々」も面白いです。
(「世紀末リーダー伝たけし!」の最新話が間違ってFAXで送られてきた話は爆笑しました)

そして今になって読み返すと、ひたすら佐為が愛くるしい…(笑)

参考画像(画像クリックで引用話数表示)

”ヒカルの碁” 5巻第42話より引用
”ヒカルの碁” 5巻第42話より引用
”ヒカルの碁” 11巻第91話より引用
”ヒカルの碁” 11巻第91話より引用
”ヒカルの碁” 11巻第91話より引用
”ヒカルの碁” 16巻第134話より引用
”ヒカルの碁” 17巻第145話より引用
”ヒカルの碁” 17巻第145話より引用

試し読みをする

Amazonへのリンクはこちら
ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版(全23巻)
ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックス) (日本語) コミック – 1999/4/30(全23巻)
ヒカルの碁 完全版 1 (愛蔵版コミックス)(全20巻)