『令和のダラさん』 ともつか治臣
著者twitter, Pixiv Fanboxにて発表(@TomotukaHaruomi、ともつか治臣)
掲載Webサイト「ニコニコ漫画」「ComicWalker」(KADOKAWA)
内容紹介
見れば障り
穢せば祟る
正確な文献も無く
町の古い家系に口伝が僅かに残るのみだが
確かに息づくそれの正体は――。
(ComicWalker紹介文より引用)
管理者より
妖怪?怨霊?それとも…祟り神?
おどろおどろしい表紙とは裏腹に、この漫画はかつて祟り神”だった”ダラさんと、霊感の高い姉弟(←ここ重要)が織りなす、少しセクシーな怪奇コメディです。
一般的にこの手のフェティッシュな作者の推しキャラで引張る作品は3話くらいで食傷気味になりやすいのですが、ダラさんは毎話冒頭のダラさん回想(真相の開示)が読み応えあるおかげで1巻通してスルスルと読めました。
怪奇解説も丁寧だけどクドくなく、良いバランスだと思います。
(1巻既読の方向け解説)
流し読みすると「結局ダラさんてどういう存在なんだっけ?」とよく理解できないままになってしまうので、1巻第2話までの情報を整理しました。
①蛇神『谷跨斑(ヤマタギマダラ)』(昔から存在する山のヌシ) ↓←(数百年前)②東の山の妹巫女 ①+② 妹巫女の怒りが蛇神の力を取り込み、祟り神『谷跨斑(ヤマタギマダラ)』が生まれる ↓(百年ほど前)谷跨斑の中で蛇神が調伏される ①'+② 祠の縛りも受けず自由に動ける半霊半実体の(元)谷跨斑が生まれる(第2話で”ダラさん”と命名)
という流れです。ただし今後開示される真相によって、時系列もしくは名称が変化していくかもしれません。
ちなみにこの流れを見てビックリマン2000のカリユガイスト(戦神カリユガ+邪凶大帝ベールガイスト)を思い出したのは多分…私だけでしょうね(笑)
それにしても『令和のダラさん』というタイトルは良くできていると思います。
参考画像(画像クリックで引用話数表示)
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