K2

『K2』 真船一雄

掲載雑誌「イブニング」(講談社)

内容紹介
天才的な頭脳と並外れた肉体、そして神業のようなメスさばき――伝説の医師・ドクターKが現代に降臨!
「スーパードクターK」「ドクターK」に連なる新たな“K”の物語。かつては治療不可能とされた病を駆逐する最先端医療と奇跡のオペ!
すべての患者の心を照らす、スーパー・メディカルエンターテインメント!!
公式サイトより引用)

管理者より
この『K2』はむかし週間少年マガジンで連載されていた『スーパードクターK』の続編です。
…と言ってもこのK2自体が2004年から連載され続けているため、イブニングを代表する長寿漫画となっております。

K2の特徴はなんと言っても、K一族を陰から支える「一人(かずと)」先生と、前作K(KAZUYA)の後継者「一也(かずなり)」君のダブル主人公ですね。この二人のハイレベルな師弟関係はとても見応えがあります。

また作中で一也(かずなり)君は小→中→高→大学生と成長していくのですが、高校で出会う宮坂さんや譲介といった個性的な同級生達も、のちに医者を志す仲間として様々な形で切磋琢磨していきます。(そこでも指導者としての一人先生の姿が大変頼もしいです)
その象徴となるのが39巻の表紙だと思います。大人になった一也と一人先生の見分けのポイントは眉毛の先端で、シャープな方が一人先生です。

更に前作で完治出来なかった治療を、現代の最先端医療で克服するというエピソードも多く、その意味でも作中の時間経過が上手く反映されています。一人先生の「その病気、治せるかもしれんぞ」という台詞は一種の様式美ですらあります。

だだのヒューマンドラマでもないし、医大のしょうもない派閥争いもない、かと言ってただの医療教材でもない、名前の通り「メディカルエンターテイメント」という唯一無二の漫画です。

私は去年コミックデイズの無料期間で読み始めたのがきっかけで大ハマりしました。現在も単行本の無料期間があるので、是非その機会に手に取ってみるのをオススメします。それから途中を飛ばして興味のあるエピソードから読むというのも全然アリだと思います。

中盤の参考として紹介ですが、看護師の麻上さんが初登場するのは12巻の126話、宮坂さんがアレルギー治療を開始し、一也と共にある事故に巻き込まれるのは16巻の169話です。

それからK2第1話に登場して一人先生のオペ技術に驚く富永先生も作中の成長を経て活躍していくのですが、この富永先生のように「最初は一般人目線で物語を追っていたキャラが成長していき主人公と肩を並べる」展開が好きな人には、麻雀漫画の名作『むこうぶち』(に登場する水原)もオススメです(笑) 脱線失礼しました。

参考画像

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