ジャンケットバンク

『ジャンケットバンク』 田中一行

掲載雑誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)

内容紹介
カラス銀行中央支店、どこにでもある平凡な銀行。
そこに勤務する新人銀行員・御手洗暉はある日特別業務部という聞き覚えのない部署の上司・宇佐美銭丸に連れられ、銀行の地下へ足を踏み入れる。
そこには銀行が経営する“賭場”があった。謎のギャンブラー・真経津晨の戦いに目を奪われた御手洗は血沸く闘いが忘れられず…!?
銀行員×ギャンブラー新時代のギャンブルバトル開幕!!
公式サイトより引用)

管理者より
傑作ダーツデスマッチ漫画『エンバンメイズ』を描いた田中一行の本格ギャンブル漫画です。

エンバンメイズにて「ダーツで”満点”を取れる人間同士が勝負したらどうなるのか」が描かれたのと同様に、このジャンケットバンクでも中盤以降は「相手の行動を”完全に”読める人間同士が勝負したらどうなるのか」が描かれていきます。

…じゃあ決着が付かないんじゃないか??と疑問に思うかもしれません。しかし行動が読めてもその目的まで読めるとは限りません。そこが勝敗の分かれ目になります。

おそらく言葉で説明されてもピンと来ないと思います、まずは村雨さんが登場する3巻まで読んでみて下さい。

しかもこの作品ではなんと、心理戦や舌戦での駆け引きに加えて、ギャンブル漫画として異例なことに”肉体の我慢強さ”すなわちフィジカルも勝負を左右します。(ポーカーフェイスならぬ…ポーカーボディ?笑)

エンバンメイズより勝負のルールが複雑で難解に感じることもありますが、単純に真経津や獅子神さん、村雨さんなどギャンブラー達のカッコ良さを楽しめる作品です。(むしろ銀行員の御手洗君にはもっとハジけてほしい…)

エンバンメイズと同様に『カイジ』『銀と金』『嘘喰い』『奴隷遊戯』などのギャンブル、デスゲーム漫画が好きな方、それから『ドロ刑』などのバディものが好きな方に特にオススメします。

参考画像(画像クリックで引用話数表示)

”ジャンケットバンク” 2巻第17話より引用
”ジャンケットバンク” 2巻第17話より引用
”ジャンケットバンク” 2巻第17話より引用
”ジャンケットバンク” 2巻第17話より引用
”ジャンケットバンク” 5巻第45話より引用
”ジャンケットバンク” 5巻第45話より引用

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