スーパーロボット大戦OGMDをクリアしました。
【PS4】スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
【PS3】スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
久々のスパロボ(スパロボL以来)でしたが、なかなか面白かったです。まずプロローグ始めのデモムービーで度肝を抜かれました。最近のスパロボってこんなに映像綺麗なんだなーと。
面白かった、良かった点を挙げると
- ジュア=ム君の人間臭さが良かった(うん、確かに君は諜士の方が向いてるとみんな思ってたよ…)
- グランティード・ドラコデウスの最強技がすんごくカッコいい(特にメルア版)
- ギントさんとマイルズさんが良いキャラしてた
- 愉快なゴライクンル陣営(シュウにあたふたするキナハさん、ゆるふわなようでキレ者なイラドーヤさん)
- BGM「魂なき機神達」を流してくれてGJ
- ラスボスがすごくかっこ良い。BGMも良かった。
ただちょっと不満点もあって、
- シナリオデモが短すぎる…
- マップBGMが少しイマイチなのが多かった
- ラマリスに話数を割き過ぎ
- 無限のフロンティアのBGMをもう数種流してほしかった
- スパロボA,R,D,J主人公がせっかくそろったのでボーナスシナリオを用意してほしかった
かなーと思いました。
さて、近況報告もほどほどにしまして、今回は「ラーメンと唐揚げ」の話をしたいと思います。
世の中にはラーメンやつけ麺の上に唐揚げをトッピングできるお店があります。例えば私が名古屋に住んでいた頃によく通っていた「ヤゴト55」など。(下の画像はヤゴト55です。実は3, 4年くらい前に、この向かいに歌志軒もできました)
こういうお店ではラーメンやつけ麺に追加料金で唐揚げをトッピングすることができたり、デフォルトでチャーシューor唐揚げを選択したりすることができるのです。
私はこの唐揚げトッピングが好きでよく注文します。
よく注文します…が、この唐揚げ、もっとこうなんとかならないのかな?と思うことも時々あります。
いえ、好物なことには変わりないのですが、ジュクジュクになった衣を見ると、うーむと思ってしまうこともあるのです。
と、そこに、とある漫画を読んでいて、この違和感の理由を見つけ出したのです。
その漫画とは、山本おさむ先生の「そばもん」です。
そばもん 1 (ビッグコミックス)
このそばもんは、名人と謳われた京橋「草庵」の五代目藤七郎の孫であり、その名人から江戸そばの技術をすべて伝授された主人公、矢代稜が全国を流れ、そばの魅力を広めていく話です。(「包丁無宿」や「ドカコック」のような感じです)
その第一巻に、天ぷらそばのエピソードがあって、これが答えを教えてくれました。
この話に登場する「一心」というそば屋の店長は、美味しい天ぷらそばを作るために、天ぷら屋で修行してまで「本格的な天ぷら」を作ることに拘りました。にも関わらず、天ぷらそばが全く売れず、お客は隣のお店「一力」に流れていくばかり。
そして苦悩する一心の店長に、主人公の稜が、「そば屋の天ぷらと天ぷら屋の天ぷらの違い」を説きます。
そう、そば屋の天ぷらの衣が厚いことには、ちゃんとした理由があったのです。言われてみれば確かに!と読んでいて目から鱗が落ちました。
ということでもう分かりましたよね。ラーメンにトッピングする唐揚げに違和感を感じる理由。
それは「普段食べる唐揚げをそのままラーメンにのせているから」だったのです。
普通の天ぷらをそばにのせると衣がはがれてしまうように、普通の唐揚げをラーメンにのせても、衣がはがれるとまではいかなくとも、衣がジュクジュクになってしまうのです。
もちろん、そばもんでは美味しい天ぷらそばの作り方を明かしてしてくれます。詳細は読んでお確かめになってください。管理者イチオシの漫画ですので。
というわけで、それなりに美味しいラーメンへの唐揚げトッピングですが、今となっては「もっと美味しくできる方法がきっとあるんじゃなかろうか」と思います。
もちろん天ぷらと唐揚げは衣が違うので、天ぷらと同様に「衣を厚くする」手法が使えるかどうかは分かりません。衣に味をしみこませるにしても、唐揚げのお肉そのものがすでに味付きなわけですし…。
ただ、天ぷらそばの天ぷらに秘められた「美味しくするための理由」を知ってしまった以上、放ってもおけません(笑)
ラーメンにのせる唐揚げを、もう少し美味しくしようと試みるお店がどこかにあればいいな…と思います。
「そばもん」は全20巻です。試し読みはこちらからどうぞ。
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