『チェイサー』 コージィ城倉
掲載雑誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)
内容紹介
手塚治虫を勝手にチェイスする男!!
時は昭和30年代前半。まだ週刊漫画雑誌もなかった時代…既に時代の寵児となっていた“漫画の神様”手塚治虫に人知れず挑み続ける一人の漫画家がいた!!海徳光市。月刊誌に3本の連載を抱える、そこそこの人気漫画家である。
海徳は、手塚治虫と同じ歳で、表向きは「手塚って、つまんない漫画いっぱい描くよなあ」と批判しつつも、裏でこっそり手塚漫画をコレクションする。そして、手塚がアレをしていると聞けば、自分も真似をし、コレをやっていると聞けば、それに挑戦してみる。どこまでも手塚治虫を“勝手にライバル視する男”…海徳光市の奮闘記!!
(Amazon商品ページより引用)
管理者より
「※この人物は実在したッ(笑)!」
硬派ツンデレ漫画家、海徳光市のドタバタコメディです。海徳本人がいたって真面目なのがまたミソなんですよね(笑)
手塚治虫も登場しますが、作中では声や後ろ姿だけしか出てきません。しかし「逃げる手塚治虫」、「怒られる手塚治虫」…”漫画の神様”の意外な一面も見れて面白いです。
実はこのコージィ城倉さん、「森高夕次」名義で『グラゼニ』など有名作品の原作も手掛けてらっしゃいます。コミカルな作風と心地よい作品の引きがクセになります。
管理者イチオシの漫画です。
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