『オクターヴ』 秋山はる
掲載雑誌「月刊アフタヌーン」(講談社)
あらすじ
“売れなかったアイドル”宮下雪乃。芸能界を引退し一度は田舎に戻るもその過去から好奇の目や中傷に晒されて高校を中退、再上京してかつて所属した事務所でマネージャー見習いとして働いていた。
誰にも必要とされない孤独な日々。そんなある日、雪乃はコインランドリーで元ミュージシャンだという女性・岩井節子と出会う。節子は雪乃に好意を抱き、肌に触れる。そして2人の密やかな関係が始まった。
(wikipediaより引用)
管理者より
百合…というよりはGL漫画で、同性で愛し合う描写も、周囲にそれを言い出せず葛藤する様もリアルに描かれております。しかしそれで敬遠してしまうには勿体ない、管理者イチオシの恋愛漫画です。
自分のことが嫌い、でも本心ではかわいいと思っている雪乃と、今まで他人に興味を持ってこなかった節子の、すれ違いとぶつかり合い。
なんといっても一見クールな感じかと思っていた節子さんが、泣いて嫉妬したり、「死んじゃってもいい」とか言ってしまうギャップがすごく良いんですよ。
巻が進むごとに、絵も話も良くなっていきます。
4巻から登場するしおりちゃんもなかなか良いキャラで、名言集に一つ台詞を紹介しているのでどうぞ。
名言 その2 「人間関係に”絶対”とか言い出したら 不幸の始まりですよ」
参考画像(画像クリックで引用話数表示)
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