『め組の大吾』 曽田正人
掲載雑誌「週刊少年サンデー」(小学館)
あらすじ
幼い頃に巻き込まれた火災で消防士に助けられた朝比奈大吾は、自らも消防士になる事を目指し、見事採用試験に合格。千国市消防学校での研修を経て、地元の千国市消防局めだかヶ浜出張所に配属される。ところが大吾が配属されためだかヶ浜は、開発の初期段階で、住民の防災意識もあり、めったに火事が起きず出動もほとんど無い平和な地域。それゆえに隊員たちの士気も低く、“めったに火事が起きない「め組」”や“目出度い「め組」”と揶揄される出張所だった。
(wikipediaより一部引用)
管理者より
「死ぬかもしれない、でも……だから、あそこでは全てが全開になる。
あんなに”生きている”瞬間ほかには…ない…!!!」
ただの「熱血消防士物語」として読んでいると、いい意味で裏切られると思います。
考えるよりも先に身体が動く大吾の救命は、ときに規律を破り、周囲を巻き込み、次々と規模の大きくなる災害の中で輝きを増していきます。
しかし大吾の才能が輝くときは必ず人々の悲劇であり、そこに祝福はありません。
それでも…ワクワクしてしまうんです。見ている方も(読んでいる方も)。
『シャカリキ!』もそうですが、曽田さんの描く主人公はみな刹那的で、危うい魅力を秘めてますよね。
管理者イチオシの漫画です。
参考画像(画像クリックで引用話数表示)









Amazonへのリンクはこちらめ組の大吾(1) (少年サンデーコミックス) Kindle版 (全20巻)
め組の大吾 (1) (少年サンデーコミックス) コミック – 1996/2/1 (全20巻)
め組の大吾 (1) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉) コミック – 2001/8/1(全10巻)
め組の大吾(1) (小学館文庫)(日本語) 文庫 – 2005/10/4(全11巻)