ワールドトリガー弧月製作記その1等(3Dモデリング)

今日の日記では、ワールドトリガーの「弧月」の3Dモデル製作の途中経過を報告します。(趣味レベルにも達しない、お遊び程度のモデリングです)

1月から残業が多くお金が少しだけ貯まったので、ついカッとなって買ってしまいました。

Rhinoceros 5 商用版

大学生の頃に使っていたCADソフトです。慣れている、気軽に扱える点でこれを選びました。人の顔を造形するようなポリゴンモデリングには向きませんが、そのような用途に使う予定は今のところ無いのでこれで十分。

レンダリングやアニメーション用のソフトをセットにしたお得なフルバンドル版もありましたが、さすがに予算オーバーかなと思いパスしました。

さて今回作るお題は、漫画「ワールドトリガー」に登場する刀型の武器、”弧月”です。フルスケールか1/2か、3Dプリンタで形にすることろまではやりたいとなと思います。

1.リハビリがてら平面図を描いて、押し出して厚みを付ける。

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あんまり凝った三次元断面ロフトとかやり出すと挫折しちゃうので、まずは押し出し、くりぬきで気楽に作ります。

2.フィレットつけたり面取りつけたり(1/4にして)

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横方向の細い溝をどうやって付けるか少し悩む。。。

3.横のみぞを彫り彫り

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少し力技で溝をつけていきます。(これはサンプル)

4.シンメトリーして柄の形にする

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柄の試作1号完成。次は刀身のモデリングに行きましょう。

5.試作した柄を3Dプリンタで形にする

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刀身部分の作成と同時並行で、試作した柄をDMM.makeの3Dプリンタ出力サービスに依頼してみます。ファイル形式を.stlにしてアップしてみます…。するとたった2,3分で見積もり結果のメールが来ました。これは凄い。

以下24cmフルスケールの柄の見積もり結果です。サイズが大きめなので使える素材が限られてしまいます。

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参考までに2.4cmに縮小した場合の見積もり結果を以下に紹介します。材料費についてだけ言えば、長さ1/10のとき単純計算して体積は1/1000になりますので、かなり価格が変わります。同じアクリルでも18,772円と1,960円ですからね。ふむふむ。

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とりあえずナイロン5,942円で依頼してみます。およそ7~9日でできるらしいです。

6.刀身部分を作る

もともと刀身は「長さ72cm」という点以外、何も決めておりませんでした。漫画の弧月が登場するシーンを見ながらひたすら試行錯誤していきます。

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うーん…なんか違いますね。もう少しいじります。ドツボにハマらないように気を付けつつ…。

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お、これは良さそうですね。というわけで刀身部分の平面はこれで決定にします。

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1Dスケールで刀身だけ72cmから60cmに縮めた結果です。もともと一体成型に拘るならDMMのサービスではナイロン素材でも60cm以上の大きさは造形できないのですが、これもちょっと不細工ですね。。。その辺をどうするかまた考えないといけないようです。

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膨らませて遊びます。単純なひし形断面スイープでもかなりそれっぽくなりますね。

7.届いた試作の柄を見てみる

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DMMさんから試作柄のナイロン出力が届きました。ワクワク。

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ナイロンですのでそれなりにザラザラしていますが、思っていたよりもずっときめ細かいです。ただ一つ驚いたことがあって、じっくり見てみるとどうやら柄の縦方向に積層して作られているようです。てっきり寝かせた形にして横方向に積層していくものだとおもっていたので、これは少し予想外でした。そうやっても作れるんだなーと。

持ち手の部分を握った感じだとどうも中密っぽい感じの重さですね…。こういうのって大体3Dプリンタ内のソフトウェアで中空に変換してくれるはずなのですが、代行製作だと気を遣って出来ないのかもしれませんね。単純に幅が小さかったからかな?

こちら側でなるべく体積が少なくなるようにモデリングしておいたほうが良さそうです。

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横方向に入れていた細い溝が再現出来ておりませんでした。ここは要変更ですね。

長さ24cm、厚み0.8cm、幅2.8cmで試作したのですが寸法も要変更です。特に厚みと幅。

刀身ができたおかげでこちらを変更する余裕ができたのはありがたいです。

とりあえずこんな感じです。次回更新時には完成してるといいな。

 

続きの記事を更新いたしました。

日記(2016/05/22)弧月製作記その2等

 

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